手紙の文例集などに時候の挨拶の「決まり文句」が列記されています。その中から春の挨拶のいくつかを拾い出して見ましょう。 2月余寒なお厳しき折から、立春とは名ばかりで。 3月早春の候、寒さもようやく緩み、菜の花は今が盛り。 4月春たけなわ、野も山も花の春、陽

(1)日本野鳥の会へ、今続々と「ツバメが巣に帰ってきました」と言う情報が寄せられている。 誰でもが知ってる野鳥と言えば、すずめとガラスの次に来るのがこのツバメであろう。特にすずめとツバメは、人の住んでいないところにはいないと言うぐらい、人間とのかかわ

張:昨日の夕刊の記事、読んだかい。アメリカ人の84パーセントが自分の仕事に誇りを持っていると答えたのに対して、日本人で同じように答えた人が何人いたと思う。たった37パーセントだよ。 山田:そんなことはあるもんか。だって、日本人は勤勉すぎるって、欧米の批判

(1)科学の進歩によってもたさられた新しい技術が、今、人間の生活を大きく変えようとしている。コンピュータや産業用ロッポトが広く利用され。また、太陽の光や地熱を新しいエネルギー源として開発する計画も進められている。さらに、生物の遺伝子や細胞を人工的に操

「さあ、やっと大発明が完成したぞ。」 小さな研究室の中で、エフ博士は大声を上げた。それを耳にして、お隣の家の主人がやって来て聞いた。 「何を発明なさったのですか。見たところ、マクラのようですが。」 そばの机の上に大事そうに置いてある品は、大きさといい形

教えることは教わることだというが、日本語を外国人に教えてみると、彼らから日本語について教えられ考えさせられることが多い。 「先生、日本人、『さようなら』といいませんね。」 「へえ?」 「goodbyeのことですよ。人と別れるとき、『さようなら』って言うのでし

中国、四川省にあるミニヤコンカは標高7556メートル。青空に浮かぶその雄姿が、風邪にたてがみをなびかせる白馬にたとえられるほど、美しい山である。しかし、いつも美しい山だとは限らない。一旦天候が崩れると、それはたちまち荒々しい魔の山と化す。これまで、実に

西尾:陳さんは日本にいらっしゃって何年たちますか。 陳:四年半になります。 西尾:初めのうちはびっくりなさることもありましたでしょう。まず、料理のことから始めましょうか。日本料理はお好きですか。 陳:あの、今は美味しいと思いますが。最初は、味が分かりま

私は田舎から北京へ来て、瞬く間に6年になる。その間耳に聞き目に見た国家の大事なるものは、数えてみれば相当あった。だが私の心にすべて何の痕跡も残していない。もしその影響を指摘せよ、と言われた、せいぜい私の癇ぺきを募らせただけだ----もっと率直に言うと、日